
バランス釜の登場を含めた内風呂の歴史を紐解いて見ましょう。
昭和30年代風呂釜は、水を張って火をつけ、お湯を沸かすタイプで、煙突がありました。
昭和40年代に入るとこの煙突が室内から消え、ガスを燃やしたあとの排気を直接外に出すようになります。
このバランス釜(BF型ふろ釜)にシャワーがついた「シャワー付きBF式風呂釜」が登場したのが昭和40年代半ば。
一般家庭でも気軽にシャワーが楽しめるようになりました。
一方、浴室へお湯を給湯する大型給湯器「BF式13号給湯器」も普及しはじめました。
住宅設備の性能向上を目的に優良住宅部品の認定制度(BL制度)が生まれたのはちょうどこのころで、1974(昭和49)年に前述のシャワー付BF式風呂釜やBF式13号給湯器などが認定され、これを契機に、ガスセントラル給湯システム(お湯をキッチンや浴室など複数の場所に給湯するシステム)の普及が促進され、より使い勝手のよいガス給湯器が開発されるようになりました。
そこから現在に至るまで、ガス給湯器はBL制度とともに、大きな進化を遂げ、たんにお湯を出すだけでなく、自動お湯はり、保温、追いだきなどさまざま機能を搭載するガス給湯器が開発され、人々の暮らしを豊かにしてきました。
「シャワー付きBF式風呂釜」は約40年ほどの歴史があり、今もなお活躍しているということになるのです。
まさに湯沸しのベテランといったところですね。
